育ちのこころ2025年4月号
 【ママやパパたちへ】
育ちのこころ…こんなこと大事にネ!
 
 
5月を迎えます。4月の一か月を通った子どもたちは、新入園の子どもたちも進級した子どもたちも新しい生活に慣れ、それぞれに自分の居場所や遊びを見つけて過ごしています。中には新しい生活を受け入れるのに抵抗し、イヤイヤを見せることもありますが、それは「大きくなる途中」のこと。そんな時はイヤイヤに振り回されず、どっしりと構えて受け止めてあげましょう。
上に書いてある、5月の「月のねがい」を、ママやパパたちも大切にしてくださいね。「今月は、こんなことを大切にしたいです」というメッセージです。園とご家庭が同じ方向を向くために、ぜひよろしくお願いします。
 
お願いしていること、やっていますか?
「一日に1回は『ギュー』しよう」と「一日に1回はほめよう」です。
家事と育児は毎日しなくてはなりませんから、「親業は休みなし」です。パパもお家のことに頑張ってくれていると思いますが、特にママは大変です。普段は全く言うことを聞かなくて、それだけでヘトヘトになっちゃうのに、いざ何かあると「ママ」「ママ」攻撃です。『ママの、なんと偉大なことよ!』と、常々頭が下がる思いでいます。
だから、本に書いてあるような立派な子育てなんてできなくて構いません。
もしかしたら、「イライラの毎日」「ダメダメの連発」に落ち込んで、「ダメな自分」と自信を失ってるかもしれませんね。でもね、ダメなママだと落ち込む必要はありません。
どんな仕事だって、初心者はへたなものです。そして、「子どもが生まれて、親になる」のですから、何才で親になっても、みんな初心者から子育てを始めるのです(私も4人の子どもを与えられましたが、失敗の連続。怒ってばかりのダメな親でした。園長業は親業には優りませんでしたよ)。
そんな中での親としてできることが、「一日に1回は『ギュー』しよう」と「一日に1回はほめよう」なのです。
そうすることで、「大好きだよ!」「大事だよ!」を、子どもに伝えるのです。
 
4月号で、「2種類の幸せホルモン」について書きました。それは、『セロトニン』と『オキシトシン』でした。
その中で、「早寝、早起き、朝ごはん。ゲームやテレビ漬けにしない」が必要と書きました。
このこともぜひ大切にしてください。朝、園に来てもボーっとしていて、身体が目覚めていない子を見かけ、寝る時間や起きる時間、ゲームの影響を感じます。この5月に、「ギューとほめると、脱ゲーム」をぜひ大切にしましょう。連休には外に出て、親子で身体を動かしましょう!               (園長:飯塚拓也)
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