育ちのこころ2025年4月号
 【ママやパパたちへ】
育ちのこころ…ほめて育てよう!
 
 2025年度が始まりました。思いも新たに、子どもとの日々を歩みはじめましょう。
その「始まりの4月」には、何よりもまず「ほめて育てよう!」で毎日をすごしましょう。
 
私たちの体内には、「2種類の幸せホルモン」が存在するといわれます。
それは、『セロトニン』と『オキシトシン』
『セロトニン』は「自律神経を整えたり不眠症を軽減したりする役割」を果たし、セロトニンの分泌量の減少がうつ病にも影響をするそうです。『オキシトシン』は「ストレスを緩和したり感染症を予防したりする役割」をもち、他人への恐れを減らし信頼や愛情を高める働きをするそうです。
『セロトニンの分泌を増やす』には、「起床時に朝日を浴び、朝と夕に30分づつのウォーキング、1日5回腹式呼吸、湯船にゆっくりつかる」が有効で、『オキシトシンの分泌を増やす』には、家族のだんらんやパートナーとのコミュニケーション、ペットとのスキンシップ、感動的な映画や本を読んだり見たり』が有効とのこと。これは子育てだけでなく、大人にも参考になりますね。
脳が爆発的に育つ乳幼児期には、「2種類の幸せホルモン」の『セロトニン』と『オキシトシン』の分泌を活発にさせることが重要ということです。
だから、「早寝、早起き、朝ごはん。ゲームやテレビ漬けにしない」が、必要なんです。
 
そんな脳の活性化にあたって、もう一つの大切なこと。それが、「ほめる」ことです。
「ほめられる」と、脳が動き出します。脳が動き出すと、身体が活発に動き出します。
だって、『ほめられたら、嬉しい!』のですから。
反対に、叱られてばかりいると、脳は動きません。脳が動かないから、身体の動きは縮小します。
だからね、「まずほめよう」で子育てをはじめましょう。
あなたのことが大好き。あなたといると楽しい。あなたがいてくれるだけで幸せ。
あなたは私たちの宝物。大好きだよ。ママとパパのところに生まれてくれてありがとう。
ほめることばは何でも構いません。無理やりでも構いません。「とにかく、ほめる」のです。
『1日1回は、ほめる!』を、この4月にはぜひお願いします。   (園長:飯塚拓也)
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