6月の育ちのこころ「考える余地を残す五か条 」
何でも「ね」で終える会話を、「4月 5月のこころ」でお伝えしましたね。
「たのしいね」「うれしいね」「かなしいね」「泣きたいね」と、ぜひ「『ね』付きの子育て」をしてください。
きっと親子の会話がスムーズになるし、親子の関係があったかくなります。
「ね」は、「こころをつなぐ魔法のことば」です。この6月も、「ね」付きで歩みましょう。
ね!

園のスタッフは、毎日礼拝の時間をもっています。
3~5才のスタッフは、毎朝バスが出る前の時間に。0~2才のスタッフはお昼の時間に。
毎日、聖書を読み、祈ります。聖書は神さまの言葉ですから、神さまの言葉に聴くことから一日を始めます。祈りは神さまとの会話ですから、神さまとお話しすることから一日を始めます。
キリスト教保育の竜ケ崎幼稚園として、何よりも大切にしている時間なのです。
この礼拝の中で、『考える余地を残す五か条』を、みんなで読んで確認をするのです。
こんな内容です
①子どもの安全基地になること。心理的絆をつくりあげること。
②他児と比べずその子自身の進歩を認め誉めること。
③「生き字引」のように余すところなく定義を与えないこと。
④「裁判官」のように「判決」をくださず、「禁止」や「命令」ではなく「提案」の形で援助すること。
⑤子ども自身が考え、判断する余地を残すこと。
毎日子どもたちと過ごすときに、「これを大事にしよう」とスタッフはこころに刻みます。
そして、お家でもぜひこの『考える余地を残す五か条』を大切にしてほしいと思います。
つい、あれもこれもと子どもに求めがち。だから、言葉も禁止や命令用語になってしまう。
子どもからしたら、「ちょっと待ってよ」「私にも考えさせて」ってなるかも。

さあ、やってみましょう。「ね」をつけることと、「考える余地を残す五か条」。この二つをしてみよう!
皆さんのお子さんは、みんな「いい子」ですよ。とってもいい子です。
心配事が先立つでしょうが、そこは幼稚園に任せてください。
「ね」と「考える余地」だけ頑張れば、あとは大丈夫ですよ!!
(園長 飯塚拓也 )
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