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5月のこころ…「ゆっくりゆっくりが、愛の速度」

  • 2012年05月03日(木)

先月の、「愛されている」の続きです。
まことに、「愛されて育った子は強い!」ことを、私たち保育者は日々しみじみと実感しています。
「愛されている満足感」にあふれている子どもは、「ワタシはOKなんだ!」と、自分の存在に関して全体的な信頼感を持っています。
この、自分への信頼、自分への自信が、その子を内からシッカリと支えます。
自分の思いとは違うことが起きたり、思いが叶わないことがあったとしても、また、上手くいかなくて失敗ばかりであっても、それらをがっちりと受け止めて、自分なりに状況に対応し、楽しみを見つけていくのです。

これを木に例えると、「愛されている」が「根っこ」を張り巡らすこと。
「愛されている満足感」にあふれることは、土の中で四方に広く根を張ることなんです。
そして、根っこがしっかりと張られているから、簡単には倒れない木に育つし、強風や大雨に遭遇しても何のその。
耐えて、しっかりとそびえ立つのです。
この「愛する」ですが、それは言うまでもなく「単なる可愛がり」ではありません。
子ども自身の内なる力を育てようとすること、「心を育てる」ことです。
いけないことはいけないと教えることも、当然、必要です。

「愛する」とは、「心を育てること」と知りましょう。
「愛」という文字の中には、「心」がありますよね。
そう、『愛には、心がある』のです。そして、「心は、心が育てるもの」なのです。

考えれば明らかなのですが、カネやモノで心を育てることはできませんよネ。
英才教育を施し、塾にいくらお金を注ぎ込んでも、テストの結果は上げることはできても、心を育てることはできません。
IQは育てられても、EQ(心の知能指数)はカネやモノでは育てられないのです。
つまり、効率主義、結果主義、成果主義は、人の育ちにはそぐわないのです。
愛が心を育てますヨ!

テレビの新番組で、「極上の豚肉」おいしさのヒミツを、知りました(「うまいっ」っていう番組でした)。
鹿児島県で豚を放牧して育てている方が登場し、そのユニークな養豚方法が紹介されました。
一般的な豚の飼育は、豚舎で豚を飼育します。
より管理がしやすく、効率的に、安定的に豚肉を出荷するためです
。でも、果たしてそれで豚は健康か?と、健康的に豚を育てるために放牧を思いついたとのことでした。

この放牧は、手間のかかる大変な作業です。
広い山林に豚を放し豚は自由気ままに動くのですから、一頭一頭を把握するために人間が山林を動き回る結果となりました。
つまり、「豚のペース」に、人間が合わせることになるのです。
そして、この「豚のペースで」が徹底していて、例えば一般的な養豚では生後一か月で離乳するのに対して、離乳に二カ月以上をかけるとのこと。
「子豚が母乳を必要としなくなるまで」「豚本来の姿で育てる」ことを大事にするためということでした。
出荷も同様で、一般的には白豚で6カ月黒豚で8カ月の出荷を、その倍の期間をかけて出荷を待ちますし、経費も1.5倍になるそうです。

「人間が、‶急いで大きくなれ″とするのではなく、『豚のペース』で」、これが「極上の豚肉」おいしさのヒミツでした。
これって、意味深です。
そう、『子どもには子どものペースで』が示されているのでは?

「愛する」という業は、「ゆっくりの速度で」を必要とします。
「ゆっくりゆっくりバナナは熟れていく」
「豚のペースで美味しくなる」
ネ、愛することは、ゆっくりの速度で!ですヨ。      [幼稚園長:飯塚拓也]

給食室から 5月

  • 2012年05月03日(木)

給  食  室  か  ら  5月 
 新入園のみなさん、いよいよ給食がはじまりましたね。
おうちの方から離れて食べることがはじめてな子もたくさんいますが、みんないきいきと美味しそうによく食べてくれました。
 ごはんつぶひとつひとつを、きれいに食べる表情は真剣そのもの、きれいに食べれたとうれしそうにお茶碗を見せてくれる子もいいれば、おかわりして席にもどって、おかわりしたごはんをお椀の左に置くか右に置くかきちんと考えてる子もいて、とてもたくましいと思いました。
 もちろん中には、苦手な野菜を目の前にして手が止まってしまう子もいます。これから集団生活を送る中で、目の前にいるお友達のパクパクなんでも食べる姿に影響されて、自ら食べられるようになったり、年長での畑作りがきっかけで、野菜が大好きになる子もいます。園とご家庭と両方であせらず見守っていけたらいいなと思ってます。

 お腹を空かせて食べることは、美味しく食べるためにとても必要なことです。たくさん体を動かして遊ぶためにも、朝食は必ずとりましょう。『早寝・早起き・朝ごはん』を心がけ、子どもにしっかりとした生活リズムをつけてあげて、元気に遊ぶ情緒の安定した毎日を過ごさせてあげたいですね。
 
とはいえ朝は本当に忙しいです。少しの工夫で簡単に朝食を用意したいですね。夕食のメニューから取り入れたりするのも手軽です。
 例えば、煮物の具を刻んでおいて、朝ご飯に混ぜてオニギリにしたり、キャベツや人参などを使う夕食であれば、刻んだものを少しとっておいて、朝にしらすや卵をいれて野菜入りの雑炊を作れば、本当に簡単に家族みんなの朝食が用意できます。  
 トーストも、砂糖とマーガリンを塗って焼いた上にきなこをかけたり、夕食で出たほうれん草とチーズ、ハムを乗せて焼けば栄養たっぷりです。胡麻和えのチーズトーストや、ポテトサラダトーストもおすすめです。
 
朝からしっかり食べて、大人も子どもも1日を元気にスタートしましょう。
                            栄養士 畠中かおる     

                          

給食室から 4月

  • 2012年04月18日(水)

給 食 室 か ら
 ご入園、ご進級おめでとうございます。
あたたかくて美味しい給食を作っております。この給食を通じて、子ども達の成長の手助けができればと思っております。
スタッフ一同、心を込めて丁寧に給食作りをします。どうぞよろしくお願い致します。

 竜ヶ崎幼稚園の給食は冷凍食品を使わず、すべて手作りです。給食の材料は毎日必要な分を朝仕入れています。 子ども達にはできるだけ安全で新鮮なものを提供してあげたい為です。お味噌汁のだしはかつおぶしからとり、味噌も保護者の皆様と共に作った手作り味噌を使用しています。
 塩分を取りすぎないため少し薄味を心がけています。手作り味噌は風味がとても良く味わい深いので、薄味にしても充分美味しく、子ども達にも人気があるんですよ。

 午後の預かりのおやつもお菓子などではなく、おにぎりや蒸しパン、大学芋などを手作りしています。子ども達の夕食までの大切な間食だと考えているからです。

 園で食べる給食は、栄養補給や空腹を満たすためだけではなく配膳や食べ方、後方付けなどさまざまなことを学びます。食べ物に感謝をすることも食事前のお祈りから学びます。また、食べる際に先生方が「今日のお味噌汁の具はなにかな?」「お味噌汁の味噌は大豆というお豆からできているんだよ」「その大豆は油揚げや豆腐にもなるんだよ」など、食材の会話をもちかけることによって、子ども達は興味や関心が芽生えることができます。園で会話をした内容を、ご家庭でも話題にしていただけたらとてもうれしいです。                                                                      

 これから毎月給食を作る立場から、子ども達の様子や食に関することを書かせて頂きます。また、献立では給食に使う材料ひとつひとつがわかるようになっています。材料を見てアレルギーなどがご心配な方がいましたら、どんな些細なことでもご相談ください。
 竜ヶ崎幼稚園の子ども達みんなが安心して食べられることを一番大切にしたいと思っております。

『食べて、育とう』ニュース

  • 2012年04月18日(水)

いよいよ明後日18日(水)より、「平常保育」となります。
平常保育が始まると、園で過ごす時間が長くなります。
新しい生活リズムに慣れるまでの子どもの疲れは、大人の想像以上です。
降園後は休息を取り、疲れを癒し、体調を整えて次の日、元気に登園できるようにご留意下さい。

◎今年度は「たけのこ」使用は見送ります。
新聞等で報道されていますが、近隣において放射性物質によるたけのこへの影響が心配されます。
園で掘ったたけのこの測定をする方法もありますが、やはり不安をお感じの方もいらっしゃるでしょう。
そこで、大変に残念ですが今年度は給食メニューでのたけのこ使用は見送ります。
状況が改善し、子どもたちが掘ったたけのこが、給食室を経て、給食の食卓にのぼる日が早く来ることを待ちましょう。
26日(木)の食材も、変更を行います。

◎今週より平常保育が始まります!…下記の点に関してご協力をお願いします。
給食、お弁当の日は、ランチマット・お箸セット、コップ・歯ブラシの用意をお願いします。
(それぞれ巾着袋に入れて下さい)歯磨き粉は使いませんので、用意する必要はありません。
給食は月・火・木・金曜日。お弁当は水曜日です。
詳しくは、毎月発行される「園からこんにちは」でご確認ください。
お弁当の日も希望者される方は給食を申し込むことができます。
3日前までに担任までお知らせください。
お弁当箱につめますので、当日は空のお弁当箱を持参して下さい。
1食につき420円です。
なお、当日のキャンセルはできませんのでご了承下さい。

◎給食に関する園の方針について…この1年も「食べて育つ」を大切にしましょう。
竜ヶ崎幼稚園の給食は、開始当初から『食育』の視点にたって運営されています。
「食べることを通して、子どもの体も心も育てていこう」を方針としています。
このため、園内での手作りの完全給食であり、毎学期ごとに給食スタッフと担任との合同会議を行って、教育と給食の一体化を常に図っています。
そして、質の高い給食を提供するため、食材は当日もしくは前日に仕入れ、買い置きは原則として行っていません。
また、農協と提携して地元産のお米等を使用しています。
大腸菌等の細菌検査も、給食スタッフは毎月受けています。
地元の八百屋への給食食材の放射性物質の測定も、引き続き行われているとのことです。
食物アレルギーのある園児に関しては、「同一献立、別材料」のアレルギー対応をしますので、ご心配のあるご家庭は園まで相談ください。
その際、アレルギー検査等をお願いすることをご了承ください。

◎水曜日はお弁当の日です。
<お弁当のココロ…お弁当を通して、お家の方と子どもの間では実はこんな会話が交わされています>
[お家]から⇒大きく育ってね!元気に豊かに育って大きくなろうね!
[子ども]から⇒おいしいなぁ うれしいなぁ ボク大きくなるからね!
お弁当には、言葉にはならなくとも子どもとお家の方との間にこんなココロの会話がなされているのです。
「これねぇ、お母さんが作ってくれたんだよ」
「ぼくのもだよ」
「おいしいよねー!」
幼稚園でのお弁当の時間、よくこんな会話が交わされています。
子どもが大きくなってくると減ってきてしまいがちなのがこんな心の通じ合い。
だから今こそお子さんへの愛を注ぎ込むチャンス!
「大変だから…」なんて思わないでプラス思考で子育てに取り組みましょう。

お弁当はご馳走である必要はなく、むしろバランスを大切にしてください。
日常の食生活でもそうですが、偏った食生活が偏食を生み出します。
子どもの好きなものばかりにならないように留意して下さい。

デザートは園の給食献立を参考に、献立に出る程度の季節の果物にとどめてください。
またデザートが無くても立派なお弁当です。
デザート自慢にならないようにお願いいたします。ジュース類やゼリー等はお持たせにならないで下さい。

4月のこころ…「愛されている」が子どもの基盤

  • 2012年04月11日(水)

2012年度の保育が始まりました。
この1年間も「子どもを真ん中に」歩みましょう!
巷にはいろんなモノが氾濫し、「子どものために」とセールスラッシュです。
「早く教えたほうが、小学校に入って苦労しなくていいですよ」、「いろいろと体験させてあげたほうがいいですよ」とのおススメに取り囲まれて、まるで「何もしないことは悪」みたいな感覚になり、乗り遅れないようにとなりがちです。
でも、そこで立ち止まることのできるパパやママであってほしいと思うのです。

今から3年半前に1度に4人もの日本人がノーベル賞を受賞しビッグたニュースがありました。
そのすごい知らせに、心が躍ったものでした。
そして、受賞者の一人、ノーベル物理学賞に選ばれた益川さんは、当時の文部科学大臣に対して、こう述べたというのです。
「本来みんなが持っている好奇心が選択式テストの受験体制ですさんでいる。
『教育汚染』だ」
「今の親は教育熱心ではく、『教育結果熱心』」。
まったくその通りで、国の教育のトップに対して、ズバッと直球勝負。
胸がすっきりする直言です。

この「教育結果熱心」こそ、「早期教育」「詰め込み教育」そのものではありませんか!
立ち止まって、「子どもの育ちに本当に大切なこと」に気づき、私たちの中に柱として建てたいですネ。

とはいえ、先のことを考えると不安になっちゃうのも、これまたトウゼン。
だから、「??」状態なんだけど、とりあえずと流れに乗っちゃう。
だから、本物の教育の場が必要なのです。

私たちの願い、『素朴だけど本物で、子どもと親と園が互いに育ち合う、あったかい子どもの園でいたい』は、子どもの育ちに本当に大事なことをみんなで確認し、不安や悩みを共有しながら、「『子どもを真ん中に』を最後まで貫こう」を考えています。
さあ、親と園で、一緒に考えていきましょうネ!

そして、2012年度に考えるこの第1回目には、「愛する」を私たちの心に刻みましょう。
幼稚園と保育園の年間の主題は、「あふれる愛」です。
こんな文章を紹介しましょう。
キリスト教保育を行う幼稚園・保育園のキリスト教保育連盟の理事長の原和夫先生の言葉です。

「子どもにとって、最も幸せな時というのは、おともだちと一緒に笑ったり喜んだり泣いたり怒ったりする一体感を感じる時と、先生に自分が愛されているという実感をもつ時だと思います。」←「先生」を、「わたし」に置き換えて読んでください

この言葉って、本当に大事にしたい言葉です。
子どもの幸せを願わないなんて、そんなことはないでしょう。
パパやママは、一生懸命に子どもの幸せの実現のために尽くしていらっしゃいます。
あるいは、子どもの幸せを願いながらも、でもそのように関わってあげられないという、親自身の深刻な悩みもあるでしょう。
だからこそ、原先生の文章を大事にしたいのです。
子どもの幸せは、決してカネやモノで生み出されるものではないのです。
「愛されている」、これが幸せの基盤ですヨ![幼稚園長:飯塚拓也]

卒園アルバムのコメントです

  • 2012年03月16日(金)

竜ヶ崎幼稚園の卒園アルバムは手作りで、子ども達が写真をはり、コメントをつけて飾るものです。
一人一人のオリジナルアルバムができあがります。
世界でたった一つの宝物アルバムです。

さて、そのアルバムに、毎年メッセージを書くこととしています。
今日、子ども達にはアルバムを手渡しましたから、もう公開しても大丈夫。
ちょっと長いのですが、よろしければお読みください。


ほし1くみの20めいのみなさん、そして、ほし2くみの21めいのみなさん、そつえんおめでとうございます!
えんちょうは、みんながだいすきでたまらないほどだから、はんぶんはみなさんのそつえんをこころからおいわいしたいとおもいます。
でも、はんぶんは、そつえんしてまいにちあえなくなることをおもうと、さびしくてさびしすぎるきもちです。
きっとほかのせんせいたちもおんなじきもちだとおもいますよ。
だから、ようちえんをそつえんしても、できるだけようちえんからはなれないでいてくださいね。
できれば、まいにち、がっこうとようちえんのりょうほうにきてほしいきもちです。

みなさんは、だい82かいのそつえんせいです。
そんなみなさんのなまえを、「りゅうがさきようちえんそつえんせいめいぼ」にかきました。
そのノートにはだい1かいめのそつえんせいのなまえからはじまって、いままでりゅうがさきようちえんをそつえんしたひとのなまえがぜんぶかいてあります。
ようちえんの、だいじなノートで、いつまでもずっとほぞんされるノートです。
その、だい82かいめのところにみなさんのなまえをかきました。こうして、ずっとりゅうがさきようちえんになまえがのこりるのです。
りゅうがさきようちえんはみなさんのことをわすれませんから、みなさんもりゅうがさきようちえんをわすれないでね。

ここからは、皆さんが大きくなったときのことを思って、漢字で書きます。

皆さんがほし組さんに進級する1か月前の2011年3月11日に、地面が大きく揺れました。
「東日本大震災」の発生でした。
この大震災は大津波を引き起こし、岩手県、宮城県、福島県を中心に、茨城県も含めて広範囲な地域に被害をもらたしました。
この文章を書いている2012年2月24日現在で、15,853人の方がお亡くなりになり、3,282人の方の行方がまだわかっていません。
さらに、大震災は福島第1原発の大事故を引き起こし、原発の近くに住む人々は、故郷を遠く離れてくらすこととなりました。
また、放射能が体に及ぼす健康被害の問題は、龍ヶ崎でも起きています。
大人たちはみんな、子どもたちの健康を心配し、放射能の影響から子どもを守ることに一生懸命です。

この「東日本大震災」は、私たちの価値観に大きな影響を及ぼしました。
それは、「本当に大事なものって、何?」です。
大事なもの、それは、お金や食べ物、着る物、お家や持ち物ではありません。
それらはないと困るもので、要らないものではありません。
でも、本当に大事なものはそれとは別なのです。

それは、「つながり」だと思います。
互いに互いのことを心配し合うこと。
少ない食べ物でもみんなで分け合うこと。
こういった「人と人とのつながり」こそ、本当に必要なことなのです。
実は、竜ヶ崎幼稚園で皆さんは、この「つながりの大事さ」を学んだのです。
特に、毎週月曜日の礼拝では、聖書を通して学んだのです。
幼稚園のホールに展示されている手形を、どうか忘れないでください。
「幼稚園で、みんながつながった」ことのしるしです。
疲れた時や辛くてたまらなくなった時、手形を見に来てくださいね。
きっと、元気が出ますよ。
園長は皆さんのことをずっと忘れないよ!

第82回卒園礼拝によせて

  • 2012年03月16日(金)

ホームページのアップが遅れて、申し訳ありません。
3月に入りいろいろとやることが多く、なかなかアップまで行きませんでした。

今日は、第82回の卒園生を送り出す、卒園礼拝でした。
41名の子どもたちが、竜ヶ崎幼稚園を巣立っていきました。

この礼拝の式次第(プログラム)に、こんな挨拶文章を書きましたので紹介させていただきます。

ごあいさつ
厳しい寒さも緩み、温かな風を肌に感じる中で春の芽生えを知ることのできるこの頃です。
前回の第81回卒園礼拝を、「東日本大震災」によって日程を遅らせることとなってから、早や一年が経ちました。
大地震と大津波、そして、東京電力福島第一原発の大事故は、未曾有の被害をもたらしました。
1万5千人を超える方々が亡くなり3千人を超える方々が行方不明となり、35万人弱の方々が避難生活を送っておられます。
それらの被害に遭われた方々に神さまのお慰めのあることを強く祈ります。

「東日本大震災」は、私たちの生き方に大きな問いを投げかけました。
それは、「何を大事と思うのか?」です。
建物が壊され、流されました。
道路が分断され、土地が流失しました。
放射能汚染によって住むことのできなくなった土地ができました。
人間が一生懸命に作った物が簡単に破壊され、原発は決して安全ではないことが分かりました。
そして、「目に見えるものではなく、目に見えないものこそ大事なんだ」ということを知らされたのです。
私たちの生き方を変える必要を知らされたのです。

竜ヶ崎幼稚園が保育の柱として大切にしていることは、「生きる力」です。
まさに、このような事態にあって、「生きる力」こそが、未来を拓く鍵であることを確信します。
子どもたちは幼稚園生活を通して、「生きる力」を育ててまいりました。
今日幼稚園を巣立つ41人の子どもたちが、やがて新しい社会を築く人となってくれることを確信し、これからの子どもたちの歩みを神さまが導いてくださることを祈り、第82回卒園礼拝を迎えるにあたってのごあいさつとさせていただきます。
園長  飯塚拓也

3月のこころ…「見かた」を変えてみたら

  • 2012年03月01日(木)

すでにお知らせの通り、3月5日〜24日にかけて「セカイヲ ヒラク キッカケ展〜下山肇 造形展」を開催します。
この展覧会のカタログと案内はがきができあがりましたので配布します。
カタログには作品に込めた下山さんの思いが満ちています。
ぜひ、親子でカタログをじっくりと眺めて、下山さんの世界を感じてくださいネ。
また、案内はがきはお友だちを誘うのにご利用ください。
竜ヶ崎幼稚園が独自でこのような展覧会を開催していることを知らせ、一人でも多くの方に来場いただきたいと願っています。

(ホームページをご覧の方でカタログを希望される方は、幼稚園までお知らせください)

この展覧会から、『見かた』について学ばされます。
「一つのものをいろんな角度で眺めてみると、最初は見えなかったものが見えてくる」という、『モノの見かた』の発見です。
カタログを開いてすぐの左上にある「数隙」という作品は、発泡スチロールで作った立体を数字の形で切り離し、立体と立体の隙間に数字が隠れているという作品です。
見る角度によって、数字が見えたり見えなかったりの発見の面白さを味わうことができます。
また、左中の「おもいやりの柱」は、逆に7本の柱自体が回転することによって見る面を変化させ、そこにいろんなコトバが浮かびあがるようになっています。
とても楽しい作品ばかりですから、ぜひご家族でお越しください。
お友達にご紹介ください。

このような作品を通して、下山さんは「ミツケル力」を大切にしておられるように思います。

思い返してみると、その力は子供の頃には自然と身に付いていたものでした。
何気ないものでも「顔」に見えたり、「怪獣」に見えたり、いろいろなものを発見していく。
これは「見立て」といって想像力によってものを発見する力です。
特に日本人は得意といわれていますが、大人になるとこの力は忘れてしまいがちです。(文:下山肇さん)

この「ミツケル力」、言い換えると「見かたをかえて見る力」です。
そして、この「見かたをかえて見る力」こそ、子どもの育ちを理解するうえでの大事なポイントなのです。
子どものしぐさを見るとき、あるいは子どもを理解するとき、いろいろな見かたをします。
本当に可愛らしくて思わず目を細めるとき、好意的に見る場合が多いでしょうが、好意的に見れない場面もあるのでは?
そして、子どもを肯定的に見てあげられない自分に落ち込んでしまうことは?
私はそういうときが何回もありましたヨ。

でも、そこで「見かたは、一つではない」ことに気づきたいのです。
そう、ここでの見かたは、一つだけではありません。
それは少なくても複数あるわけです。
「親の見かた」の他に「子ども自身の見かた」があるでしょう。
イライラ、カリカリしたら、「でも、子どもはどこを見てるんだろう?」と考えてみることって大事です。
目線を子どもの低さに落とすことで、「見えなかったモノが見えてくる」かもしれません。

ほかにも、「友だちの見かた」もあるでしょう。
私たちは一人で生きているのではないですから、「周りから見られている自分」もあるのです。
そんな中で、最大の見かたは「神さまの見かた」じゃないかな。
神さまはわたしたちを、「キミは、OKだ!」と見てくださっています。
これって嬉しい!ヤル気が出るよネ!       [幼稚園長:飯塚拓也]

大工さん、伝授

  • 2012年02月28日(火)

アップロードファイル 13KBアップロードファイル 10KBアップロードファイル 10KB卒園前のこの時期、年長さんたちは卒園アルバムを作るという課題に取り組んでいます。
竜ヶ崎幼稚園の卒園アルバムは手作りで、子どもたちが自分で写真をアルバムに貼り付け、タイトルを書いていきます。
字の書けない子は見よう見まねですが、このようにして「鉛筆体験」もここではするのです。
「だから、小学校に入ってもスムーズだったんなで!」です。

さて、今日の「子ども達の便り」は、年長さんから年中さんへの「技の伝授」でした。
「年長さん、アルバムやらない子は手伝って!のこぎりでマキを切って!」と園長からのお願い。
「OK」と応じてくれた年長児たちに感謝です。
そして、「年中さんも来てご覧。今度はみんなの番だよ」と話しました。
するとどうでしょう。
きっと、前からやりたかったんだね、年中がどっと押し寄せました。

そんな中、一生懸命に年中に教えるK君は本当に素晴らしかったです!

あと一か月のカウントダウンに寂しさを感じながら、子ども達の成長の姿に心をふるいたたせてもらっています。

ようちえんとほいくえんで、あ・そ・ぼ

  • 2012年02月25日(土)

アップロードファイル 11KBアップロードファイル 13KBアップロードファイル 11KBあいにくの雨でしたが、2011年度第3回の「ようちえんとほいくえんで、あ・そ・ぼ」を楽しく行うことができました。
朝、急きょブルーシートでターフを作り、その下でマキを燃やしてもち米を蒸しました。
全部で29家族の参加でしたが、3グループに分かれていただき、「クッキング〜餅つき〜美味しく食べよう」と流れました。

クッキングでは、お雑煮用の大根とネギを切りました。
餅つきでは、セイロから臼にもち米を移すところを見ることから始め、参加してくださったお父さんにも手伝っていただき、最後には全員の子どもが杵で餅をつきました。
つきあがったお餅は、お雑煮、きな粉もち、あんこもちに。
今回は、2キロで5臼をつきました。
全部で、14キロのお餅ができましたが、なんとすべて完食!
きっと楽しかったんでしょうね。

「つきたてのお餅って、こんなに軟らかいんだ!」という声が印象に残りました。

次回は、2012年の6月末を予定しています。
また、2012年度のぴよぴよクラブも参加申し込みを受け付けています。

ぜひ、皆さま、ご参加ください。




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